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ステップフォード・ワイフのどのネタバレレビュー・内容・結末

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

あまり観たことないタイプの映画で興味深く鑑賞できた。全体的にコメディ調だったためか、終盤にかけてのシリアスなシーンはかえってこれまでのテンポを乱しているような気がした。コメディ調でいくなら最後まで徹底してコメディ調を維持したまま展開していったほうがよりこのステップフォードワイフ計画?の狂気性を引き立てられてよかったのではないかと個人的に感じた。
劇中の男性が感じていた鬱憤などはだいぶ前から歴史的に女性が感じていたものであるが、結局男女の役割を入れ替えても特に不満などなく順応する人と、劇中の登場人物のように耐え切れない人がいるが、こうして見ると性別によって適性があるというのは、単なる歴史などの積み重ねによって構築された慣習でしかないように感じた。
妻のほうが優秀で常日頃から劣等感を抱いていた夫に対して主人公が「私を手に入れるという幸福を得た」というセリフがとても印象的だった。
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