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ステップフォード・ワイフのmのレビュー・感想・評価

ステップフォード・ワイフ(2004年製作の映画)
3.0
恐ろしい風刺。
可愛らしくラッピングされているが、中身は強烈な切れ味のある作品。

はじめに思ったのが、ニコール・キッドマンさんのスタイルの良さ。
最近『ペーパーボーイ 真夏の引力』を観たから目が点になった。
こちらの方が古い作品だから、『ペーパーボーイ…』の作り込みが凄いことが分かる。
と、話を戻し、何頭身?!って思うくらいのスタイル。
ブラックドレスに身を包んで髪の毛ショートカットは、見惚れる美しさ。

今作は風刺が効いている。
女性が社会進出していく影で、自信を失っていく男性。
また、女性はこうあるべきという固定概念。
男性・女性、どちらを立てることなく、両方気苦労があるんだよという視点。

ラストの黒幕が味があった。
そういう考えの人もいるんだな、と気付くキッカケ。

男とは女とは、夫婦とは、を投げ掛ける作品。
色々と考えてしまった……。

ストーリー : ★★★☆☆
映像 : ★★★★☆
設定 : ★★★☆☆
キャスト: ★★★★★(ニコール・キッドマンさんに!)
メッセージ性 : ★★★☆☆
感情移入・共感 : ☆☆☆☆☆
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