Kaz66

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男のKaz66のレビュー・感想・評価

3.7
1992年の「レザボア・ドッグス」から2015年「ヘイトフル・エイト」までの8作(QT8)の製作陣や出演してる俳優陣が、タランティーノという監督のそのセンスや才能、撮影の舞台裏などを回顧録のように語るドキュメンタリー。
一応、僕はタランティーノ監督大好きで、この8作はもちろん、「ワンスアポン〜」もQT8以前の「トゥルー・ロマンス」や「ナチュラル・ボーン・キラーズ」も観てますが…。
ちょっとファミリー・メンバーによる監督や自分達の仕事の功績を“賞賛”しすぎてて、楽しめるんだけどちょい鼻につきます。
時系列としてチャプター分けされて、この頃はこんな環境で、レファレンスとしてはこんな映画で、こんな裏話があって…とファンには堪らない製作秘話満載ですが、(ファン以外が見るとも思えませんが)“俺たちスゲーだろ”感が出まくってて…。
一番面白かったのは、ワインスタインとの関係性や決別のところかなー。ロマン・ポランスキー擁護の話も聞きたかったのですが…。
まぁ、ファンが楽しむためのムービーです。
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