やきうどん

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男のやきうどんのレビュー・感想・評価

3.1
ハーヴェイ・ワインスタインとの関係を言い訳するのが目的の様な作りになっている。ワインスタインの話を随所にしつこく差し込んで、重めのBGMを露骨に流してる。見たくないし、ワインスタインの話は別でやってほしかった。

タランティーノ好きなら当然知っているネタばかりで、逆にタランティーノ作品を見ていない人がこれだけを見ても全く意味が分からないと思う。作品も見てみようとはならないはず。

ワインスタインやらジャニーやら松本やらの性的な問題がここ数年出てきてるけど、やられた側の欲望がそもそもの原因って事をよく考えるべきだと思う。決してやった側を擁護や肯定してる訳じゃなく、自分が芸能界で売れたいから結果的に受け入れた場合が多いはず。で、売れなかったり、売れて発言力を得たから仕返ししてるだけ。自業自得。ジャニーの件なんか、売れてる奴等は現状と天秤にかけて黙ってるし、結局はそうゆう事。
君子危うきに近寄らずだと思う。どちら側も。やられた側は当然そういった世界だと認識して覚悟しておかなければいけないし、やる側は現代のネット社会ではメディアだけ封じていればうやむやに出来た昔とは違うって事位考えろよボケって思うし。

期待してた内容ではなく、ワインスタインのせいで不快になった場面が多くて残念。見たかったのはこれじゃない。
やきうどん

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