このレビューはネタバレを含みます
色情狂のおばさんが道端で倒れてるところを博学なおじいさんが介抱しておしゃべりする話の続き。
子供をベビーシッターに預けてSMしに行ってるのはまだいいとしても、ベビーシッターがいないのに子供を放置してプレイしにいくシーンは本当に見ていてハラハラした。
ひとりぼっちの子供＋ベランダ＋踏み台は完全に死亡フラグ。
子供に何かあったらどうするんじゃ。
鞭打ちの傷は本当に痛そう。
妊娠して中絶したいって言ってるのにダメで、自分で引き摺り出して中絶しちゃうの怖すぎる。
どんなグロテスクな映画よりも辛くなる。
話を聞いてるおじいさんの性行為未経験告白から2人の立場が徐々に入れ替わってきて、中絶後は立場が完全に入れ替わった感がある。
ラストチャプターの最後がVol.1の冒頭へ。
銃を撃てなかった理由が安全装置のせいだということを教えたり、そこから全体の総括をおじいさんがして、ジョーはおじいさんに感謝しつつ眠りにつく。
で、終わるとおもいきや、まさかの下半身丸出しのおじいさんの強襲からの射殺。
ジジイの理性はどこへ。
童貞のジジイにはジョーの刺激が強すぎたんだろうね。
安全装置のことを教えてなかったら死なずに済んだかもしれないけど。
2人の関係性ができてジョーが感謝して眠りにつくとこで終わらずにジジイがレイプしようとして射殺エンドとか、鬱すぎる。
今までの紳士的なやり取りはなんだったのか。
全体を通して淡々としてるのに感情に溢れててすごく不思議な感じ。
好き。
