このレビューはネタバレを含みます
2024年:46本目
202404:18本目
・シナリオ:☆☆☆☆★
・演出: :☆☆☆☆★
・雰囲気: :☆☆☆☆★
・個人的好み: :☆☆☆★★
ラース・フォン・トリアー監督が描くニンフォマニアック(色情狂)の女性の物語の完結編。
セックス描写が多かった1作目と比べて、2作目はSMや中絶などボディホラーレベルの痛々しいシーンあり。なかなか観ていて辛いものがありました。
特に、中絶シーンは「あのこと」を彷彿とさせる生々しさ。
シャルロット・ゲンズブールがかなり身体を張っています。
普通の映画ならばボヤかしそうな描写も徹底して描く監督の強い意志が感じ取れます。
後半はいつもの胸くそ展開。
ひたすらジョーの話を聞き、適度に彼女にフォローを入れるセリグマン。男女平等を説き、綺麗に終わると見せかけ…。