horahuki

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズのhorahukiのレビュー・感想・評価

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記録です。

可愛い動物ロボット軍団vs冴えない警備員!て書くと語弊がありそうだけど、だいたいそんな感じのファミリー向けホラー映画。ハロウィンには直接関係ないけど、多分ハロウィンにピッタリなやつ!アメリカで今年のホラー映画No. 1クラスの大ヒットらしい。

無職の主人公は歳の離れた妹と仲良く2人暮らし。そこへ、児童扶養手当的なものを目当てに妹を引き取ろうとする強欲叔母さんが現れ大ピンチ。このままでは妹と引き裂かれる…とりあえず就職しなければ!ということで廃れたゲーセンの警備員に。でもそこのマスコットロボたちは殺人ロボットだった…。そんなあらすじから想像されるホラー展開はそれほどなく、ゴア成分もほぼ無し。

夢による自己の深層への探究は過去の牢獄に自ら囚われに行くことと同義でしかなく、その停滞姿勢の因果は「妹を奪われる」という現実へと結びつき、叔母&ロボットとして現れる。そのために廃れたゲーセンの舞台設定と主人公たち兄妹の崩壊しかけの現状をリンクさせているのだろうし、アナログ機器を起点にその境界が崩れ始めるのもそのためでしょう。ただその必要性は否定せず、世間がシャッターを下ろして柵の向こう側へと押しやった目を背けたい事柄へのアクセス路を開き、個人的・社会的治療へと舵を切る。

設定が『ウィリーズ・ワンダーランド』っぽいけど、ホラー演出的にはモンスターホラーあり、心霊・オカルトありと言った感じの特に囚われないミックスでコメディ色強め。『エイリアン』なやつからのそっち!?な感じやその後のキッズアニメでの笑いとか残虐には極力振らずに中和して茶化してる気がする。でもあんまり面白くなかった…。


書き殴ってるだけなのでコメント等スルーしてください🙏
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