鹿

ファイブ・ナイツ・アット・フレディーズの鹿のネタバレレビュー・内容・結末

1.5

このレビューはネタバレを含みます

ジョシュ・ハッチャーソンくん……あのデスゲームのあと、ジェニファー・ローレンスに捨てられたとあっては、定職につけないのも無理のないことだろう……と、わりと多くの観客が、よけいな同情をしたのではないだろうか。
これ、元がゲームだとか。ゲームなら、これくらいの設定でも、まぁいいか、と思うけど、一本の作品としては……そして機械仕掛けのキャラクター達は、最初からホラー堕ちが約束されているデザインに見えるが、アメリカの「かわいい」の定義がチャッキーとか見てるとちょっと分からないので、もとのデザインは「かわいい」と本気で思われていたのかもしれない。まぁそれもいいとして、致命的にダメなのは、子ども達がぜんぜんカワイクナイことだろう。人形関連の造形は「かわいい」の基準を元々信用していないが、人間の子どもがカワイクナイことは、昨今の流行りである全方位への忖度の結果だと思われる。だけどこれやっちゃうとカワイクナイ子どもがどんな目にあわされようが別にハラハラもドキドキもしないので、ホラー映画としてはどうしようもない。内面的な魅力を表現するなんてできないんだろう?だったら視覚的に観客に訴えるしかないと思うぞ!?
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