原作ゲームのことは全く知りませんが、映画は主人公兄妹のドラマを結構時間を使って描いていてそっちが中心の作品だったかな。雰囲気はずっとあったんですがホラー映画としてのハッキリとした見どころは中盤に軽くあったくらいでそこもレーティングのせいかとてもアッサリかつマイルドなものだったので怖さを期待する人には物足りないかも。じゃあドラマは良かったのかと問われたら、言いたいことは分かるんだけど説明不足の部分もあったし、夢や経験を通じて主人公が何かを克服したり乗り越えたようにはあまり見えなかったりで、ドラマもやっぱ少しアッサリしてるように感じました。でも、小道具の使い方は特にクライマックスでは「そうきたか！」って思ったりもしてちょっと好きでした。アニマトロニクスのキャラクター達も良かったですねぇ。あと、ああいった補助金問題ってどこの国にも通じるネタなんだなって。
『ブラック・フォン』とか怖すぎて観れないって人はこれくらいから試したら良いんじゃないですかね。途中ちょっと近いことしてたし。
