先にパクった「ウィリーズ・ワンダーランド」の勝ち。
原作が同名のホラーゲームで、当該ゲームから着想し、2021年に公開されたニコラス・ケイジ主演の「ウィリーズ・ワンダーランド」のパクリ映画みたいになってしまっているのが哀しい。パクったのが「ウィリーズ・ワンダーランド」なんだけど、ニコラス・ケイジの独特なキャラクタが強烈で、本作の方が圧倒的に薄味になっている。
主人公のトラウマとの関連性は多少の興味を惹かれるが、あまりにも職責を全うしない女性警官がファンタジー過ぎて現実感を失う。ロボットも着ぐるみ感丸出しでホラー演出も少なく、当然グロもない。