人と同じように感情があって成長して涙を流すAIロボットは、人と同じなのでは?という普遍のジレンマを抱えた本作。
ロボットに袈裟を着せた時点でもう完成してると思う。
ちょうど耳の辺りから真横に貫通した空洞がある頭部デザインも一度でそれとわかる素晴らしいデザイン。
物語自体は極めて王道。
しかし随所から感じる世界観とバックボーン、特にアートワークは英語と日本語が入り混じったハイブリッドデザインで見ててニヤニヤしてしまう。
『ファイナルファンタジー』シリーズなとが好きな人にとってはたまらないアートワークだと感じました。
個人的には、無垢なAIを子どもで表現して物語の中心に据えた時点で、モロ好みど真ん中。
無条件に守りたくなる。
オフ&スタンバイはまるでプレイステーションの取り扱いのようでふふっとなりました。
オススメです。
私は福岡の関係者試写会で一足先に観てきました。