ビジュアル一本で優勝です!
アジアン・サイバーパンク描写が特盛!
画像生成AIで遊びで出力してたやつが、映画に!
古典的なAI対人間の構図を深追いせずおっさんと少女の物語にまとめたのは英断。なんせ今の時代だと受け止められ方があっという間に変わるリスクがあるしね。
なのでスゲー雑に「AIぶち殺したいアメリカ人vsAIと共に暮らすアジア」という構図だけがあり、AIと人間の関わり方とは…人間は愚か…みたいなところに意識を割かなくても見られる。そのぶん、背景のサイバーパンク描写が際立つ。ストーリーやキャラクターではなく、この世界をやるための映画って感じた。機械頭菩薩おったやろ。メチャクチャしよるな
やりたい放題に監督の好みな絵作りをしつつ、要所でアガるシーンやなんとなく間の抜けた息継ぎの時間も入り、かなり見やすい仕上がり。
自爆特攻ロボの起動音に「これまで共に戦えて光栄です」みたいなの設定したエンジニア鬼畜すぎない!?と思ったら白煙の中ガションガション走ってくるシーンカッコ良すぎてぶったまげた。あのシーンだけ死ぬほど金かかった戦国大河みたいになってたな。最高。
あと、エンドロールで薄くカタカナ書いてあるの笑っちゃう。カタカナで筆文字だったらかっこいいのはわかるよ