ろろとまし

ザ・クリエイター/創造者のろろとましのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

昔から人間は嫌いだけど、人間が創造したものは好き。


様々なアンチテーゼ同士のぶつかり合い、みたいな風刺の効いたSF作品。



まさかの章仕立て。章仕立ての作品は大好き。でもいろいろ惜しい。中盤の戦闘シーンは“スカリフの戦い”の既視感が否めないし、ドラマパートもテンポが良すぎていくらなんでも特に後半は端折り過ぎ。カットしまくったんだろうなと感じた。もう少し尺割いても良かったんじゃ… ワンコに爆弾運ばせたり、猿にスイッチを押させるお茶目なシーンは好き。


あとは新人子役マデリン・ユナ・ボイルズの演技で成り立ってると言ってもいいくらい。AIも涙を流すんだね。


本編では泣けなかったけど、エンドロールの日本語表記で泣きそうになった。


ギャレスの想像通りというか偶然というか何というかアレなんだけど、アメリカを中心とした西側諸国のAI排除の動きが現実とリンクしているのがまたね。。この作品ではアジア諸国はAIを受け入れていたけど、どうなることやら…

人類は第2のネアンデルタール人になってしまうのか。
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