ギャレエドは王道SFをやりたくてうずうずしてたんだ…。
良いところもあれば、モヤモヤも沢山。
正直なところ、AIを扱った題材で、且つ有り触れた子連れ狼作品を何故このタイミングで描こうと思ったのかが疑問だった。
最終的には監督のアジア、そして日本への愛に溢れた作品のそれ以上でもそれ以下でも無いことに気付かされた。
SF要素的には新しい発見はあまりない。
ほとんどがサンプリングされたようなものなので、あれだけマシンを登場させ街を爆破しても視覚的な刺激はあまり感じず…
それでも全力ダッシュ自爆ロボのユーモアにはやられた。結局アメリカ側もAI使ってるのは謎だけど、あーゆーのをもっと登場させて欲しかった。
あくまで戦争映画として見るべきか…
ストーリーが細部を見れば見るほど各キャラ設定に疑問を感じたりするので感情移入は正直難しい。作品として自分の中の前評判を超えることはなかったです。
日本のアニメ主義的なものも感じるがラストカットはとても良かった。あの子役の子、表情が終始素晴らしかった！
※追記
やたらと画質の荒さが気になった今作
50万程のカメラで撮影していたと分かり凄く腑に落ちた。予算少ないのに良くこれだけの物作れるなと素直に脱帽！
