「動くSFコンセプトアート」が見れて大満足。AI規制派の西欧とAI共存派の東洋という対立は現実と地続きな感じもするし、被害者ムーブで他国を攻撃しまくる感じが完全にアメリカって感じだった。冷酷無慈悲なアメリカ様との対比とはいえAIがあまりにも生物というか人間的すぎるので、あんまりAIとしての独自の価値観を掘り下げる映画ではないんだろうなとは思った。
動物が地味に活躍するのが可愛い。音響がいいシアターでの鑑賞がおすすめ。
この手の映画特有の珍訳日本語はまぁまぁ許せるが、SF映画で勘亭流フォントを大々的に使うのは流石に唖然とした。