HAYATO

ザ・クリエイター/創造者のHAYATOのレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
4.1
2023年393本目
ロサンゼルスで核爆弾が爆発してしまったことをきっかけに、それをAIの仕業であると考えたアメリカ政府が、「自衛のための戦い」と称してAIに戦争を仕掛けていく。
「『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の監督が送る」という宣伝文句を聞いた段階から期待感しかなかった
ド派手な映像表現が目白押しであり、IMAXでの鑑賞にはもってこいの映画でした。
ギャレス・エドワーズ監督が作り上げた美しい世界観がお見事で、ロボットのクールなデザインは男心をくすぐられる。
また監督自ら公言している通り、随所で「日本贔屓」な要素が見られ、『AKIRA』のようなディストピアチックな雰囲気がある。
我らが渡辺謙さんがメインキャストとして名を連ねており、『ジョン・ウィック:コンセクエンス』の真田広之さん然り、ハリウッド映画での日本人俳優の活躍を見ると、とても嬉しくなる。
2045年にはAIが人間の知能を上回ると予想されているし、今後人間がAIをどのように活用していくべきなのかを、この映画を見て改めて考えさせられる。
主人公のジョシュアがAIの少女・アルフィーに対して、少しづつ温情が芽生え、最後は決死の思いでアルフィーを守り抜いた姿にグッときた。
ハンス・ジマーの音楽がいつも通り最高です。
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