このレビューはネタバレを含みます
Dolby-Atmosバージョンで観たこともあり、映像と音楽の素晴らしさだけでも、劇場で観てよかったと思える作品でした。
監督の親日具合が随所に見られるので、見ていて楽しい。
AIのキャラクターが様々で、全員に幸せになって欲しいという気持ちで観ていました。
アジアの大自然と、台湾や日本がごちゃ混ぜになったような都会のスチームパンクな世界観もどちらも観ていてワクワクしました。
共に過ごすうちに少女AIのアルフィーとジョシュアはお互いに心の支えとなり、親子の絆を築いていく様子は、冒頭でジョシュア自身が「AIとの関係は本物じゃない。偽物だ。」とマヤに言い放ったシーンを想起させます。
テーマとしてはよくある感じが詰まっているかもしれませんが、そんな事気にならない程に感情移入することができ、
2人の旅をもっと見ていたい気持ちになり、最後はわかっていても涙が出ました。
というか、あんなに可愛い子…!!(語彙力)
ケンワタナベ(と言いたい)は流石の存在感でしたね。
監督に愛されている感じがよく伝わってきましたが、もっと活躍させてあげて欲しい気もしました。