ギャレスエドワーズ渾身のAIvs人類映画
西側諸国はロサンゼルス核爆発事件をきっかけにAI排除派とAIと共に社会生活を営むニューアジアとの戦いという世界観はスーパーロボットからリアル系へと進化を遂げた「ガンダム」のような作り込まれた世界観は面白い
リアル寄りに作られていてチート兵器「ノマド」がミサイルを撃ち込むシーンやミサイルが弾道を描きながら着弾するシーンの迫力が映画館向き、ストーリーとかそっちのけでそのシーンを劇場で堪能できるだけで元が取れるレベル
驚きなのがこの映画1億ドル以下で製作されてるからここ最近の大作映画ほどの予算がかからずにあれだけゴージャスに迫力のある絵を描いてるのがスゴイ
ギャレスエドワーズはコスパ最強監督
銃撃戦も見応えあるけど強いて言うなら「第九地区」ばりの人体破損描写があれば完璧だった。とはいえ近年の目を見張るアンドロイドの進化をそのまま近未来化したような遠い先の未来とは呼ばせない、リアルすぎてゾッとするようなアンドロイドの立ち回りには恐怖すら覚える
死んだ人間の脳みその死亡経過具合で意識を一瞬だけ転送させる技術はなかなか面白い
普通に一時的に生き返るしそんなにベラベラ喋る余裕ないから意味あるのかは別として
ストーリー的にあまり目新しさはないとはいえsfのディテールがリアルのすぐその先で「未来」と言う人ごとでは済まないリアリティ
傑作「ローグワン」の次に好きなギャレス映画