コッテコテのSF大作って感じで、劇場で観られて良かった。やや冗長に感じて中盤飽きたりもしたけど、ここまでコッテコテとは予想外。随所に日本語が散りばめられた、blade runnerを彷彿とさせるニューアジアの世界観も好き。人工知能の人権について考えてしまう人間vsAIの映画は既に多くあるし目新しさはないけど、天国を通じて繋がる愛のお話には涙腺抗えず良い話や…と感動してしまう。ちょっとアルマゲドンっぽさもあった。今作回想シーンも多く、最初から最後まで主人公が妻をひたすら引きずってるんですよね… 愛が主軸に来る映画はやはり良い。少しだけ触れられるドリューと恋人のAIカミ(見た目も好み)の関係性も好きだった。人間を悪として描いているのも印象的。争いって本当に誰かの死しか生まないし皆銃置こうぜ…と月並みの感想だけど改めて思う。AIもここまで発達してしまえば人間と同じように扱うべきなのでは？と個人的には思うから、この映画の描き方とか終着点は嬉しかったかも。ジェンマ･チャンがいて目が喜んでいたのと、美味しい役どころの渡辺謙がかっこいい。エンドロールで音楽ハンス･ジマーだったんだ…と感動。レイトショー観客5人しかいなかったため足を運んだのですが、映画館自体がとても静かだったのも贅沢感あって良かった昨晩です。
余談)ずっと1番公開を楽しみにしているbeau is afraidの日本公開日がようやく決まって本当に嬉しい。。2月🥳
