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ザ・クリエイター/創造者のspacecowgirlのレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
3.5
よくある展開で、既視感のある話。でも、画面のルック(ビジュアル)がかなり好みでいい感じなので、全然見られる。
目新しさは正直無いんだけど、ある意味安心して見られるというか、思った通りの展開を、想像をちょっと超えた素晴らしいビジュアルで気持ちよくやってくれる、みたいな。
ツッコミどころもあるけど、雰囲気楽しむ映画だと割り切って細かいことは気にしないのが吉。監督は本当に「ローグワン」的な美学が好きなんだなーと思った。

ジェンマ・チャンもジョン・デヴィッド・ワシントンも好きだから余計楽しく見れたのかも。“普通の人”がちゃんとハマるのがジョン・デヴィッドのいいところ。お父さんのデンゼルは華がありすぎて「ホームセンターで働いていた普通の男が…」の設定やっても全然普通に見えないから…。
あと子役の子が可愛過ぎる、特に声が素晴らしい。

渡辺謙は今回は1人で日本語多用していて、多言語の世界とはいえちょっと不自然過ぎた。誰も日本語で返事してくれないし。監督が日本好きなんだろうけど、やっぱり英語の発音悪いのもあると思う(インセプションでは途中から怪我で喋れない設定だったし)。
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