藍住

ザ・クリエイター/創造者の藍住のレビュー・感想・評価

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
3.0
余韻が『オブリビオン』っぽくてアホみたいに泣きながら観てしまった……。
私は『オブリビオン』を(言いたいことはいっぱいあるけど)嫌いになれない映画の棚に入れている人間なので……。
だからこの映画もそこに入れます。

ぶっちゃけ「ニューアジア」という新しい言葉を作ってそこに色々なアジア系(といっても東南アジアがほとんどだが)の人達をぶち込んで一括りにしてるところとかは気に入らないし嫌い。
その割には本編やエンドロールの字幕?で日本語使ったりする無神経さに腹が立つし、そのせいで日本が東南アジア代表みたいになっている雑さが本当に嫌だ。
近い未来でそうなってるかもしれないよね、ってかそもそもこれSFだしって押し倒すところ、ギリギリの綱渡りしてるような感じがあった。
私は世界観としては嫌いじゃないけど、でも……って口酸っぱく言いたいタイプでいたい。
ジェンマ・チャンとかヴェロニカ・グゥの使い方とかもいや〜〜〜〜〜そういう感じ?????と頭を抱えてしまうし、ラストのあれとか普通に予想できてしまうが全てを嫌いになることはできない。
そういう映画です。

ジョシュアとマヤの過去のシーン、私がジョン・デヴィッド・ワシントンのこともジェンマ・チャンのことも大好きなのでそ、そんなのまで観ちゃっていいんですか!?って普通に照れちゃったんだけど美し過ぎて泣いてしまった。
壁画にしたい。
藍住

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