ごろり

ザ・クリエイター/創造者のごろりのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

めちゃくちゃ面白かったです!
ギャレス・エドワード監督が自身の好きな作品の要素を詰め込みまくった「スター・ウォーズ」「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」を作りましたって感じじゃなかった??
新しさがないとかツッコミどころが多いという意見もあるけど、わいは映像の迫力、メカなどのデザイン、ユーモア溢れる台詞、合ってる合ってないにしてもオマージュ元を考える楽しさなどなど良い部分が圧倒的に多くてニヤニヤしながら観賞してました_(:З」∠)_

わいもそこまでSF作品に触れてきてるわけではないけど
映画だと「スター・ウォーズ」シリーズ、「ターミネーター」シリーズ、「ブレードランナー」、「アイ,ロボット」、「A.I.」、「エクス・マキナ」、「アバター」
アニメや漫画だと「AKIRA」、「攻殻機動隊」シリーズ、「サイバーパンク エッジランナーズ」、「PLUTO」
ゲームだと「サイバーパンク2077」、「デトロイト ビカム ヒューマン」、「ラスト・オブ・アス」
などなどを思い出しながら観る場面が多かったです!
「ターミネーター」シリーズのスピンオフとして観るのも楽しい気がする_(:З」∠)_

アバンタイトルとタイトルの出し方がめちゃくちゃ好き!
AIが普及して便利になった世界を映してからの核爆発、時は流れてAI反対派のアメリカと対立するAI共存派のニューアジアで平穏に暮らす主人公のジョシュアと妻のマヤ、そこに攻めてくるアメリカ軍、実はジョシュアがアメリカ軍側の潜入兵士だと知ったマヤは引き留めるジョシュアを海岸に残して仲間達と船に乗って海へ、空中に現れるデス・スターのような要塞ノマドからビームが発射され船は爆発、海岸に残されたジョシュアも爆風で吹き飛ぶ、静寂の中 一瞬だけ海岸でジョシュアとマヤの幸せだった瞬間が映され、タイトル「ザ・クリエイター/創造者」
もうこの時点でこの映画好きになりましたww

AIを巡った戦争、〝人間らしさ〟とは?みたいな重いだけの作品かなと思ったんですけど、台詞や演出でクスッとできる場面が多くて気軽に楽しめるようになってるのも魅力の1つですね!
犬と猿のシーンめちゃくちゃ好きなんだよなぁ(;//́Д/̀/)ハァハァ
あとは人間とAIの価値観のズレからくるジョークも好きでしたww
ジョシュアがロボットを倒した後にAI少女アルフィーに電源を「オフ」にしただけと言って、その後ジョシュアの仲間が息絶えたのをア見てアルフィーがジョシュアに「オフ?」と聞くシーン、ジョシュアの仲間に「なにか欲しいものある?(食べ物や飲み物)」と聞かれたアルフィーが「ロボットの自由」と答えるシーンとか最高だったなぁ_(:З」∠)_
「オフ」と「スタンバイ」の使い方も好き_(:З」∠)_

個人的に映画の途中でレディオヘッドの名盤「Kid A」に収録されてる名曲「Everything in Its Right Place」が流れた時点で勝ちを確定しましたww
SF作品に合いすぎてるイントロ堪らん(;//́Д/̀/)ハァハァ
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3」のときの「Creep - Acoustic」だったりレディオヘッド流れるのはズルいよね(;//́Д/̀/)ハァハァ

あとはR2-D2っぽいロボットがいたり、突進して自爆するだけの味のあるダサさを持つロボットがいたり、僧侶の格好をしたロボットがいたり、なんか絶妙なデザインでワクワクするメカが登場するから映像観てるだけでめちゃくちゃ楽しい!!
1回観ただけじゃ絶対に味わいきれない映像の情報量なのでまた観たいです(;//́Д/̀/)ハァハァ

単体でも楽しめるけど色々なSF作品を知ってるともっと楽しめるかも_(:З」∠)_
同監督の「ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」はかなり被る部分が多いので観とくと比較できたりして楽しいですよ(;//́Д/̀/)ハァハァ
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