アメリカでの核爆発により反AIとなった西側諸国は、AIを人と同等に扱うニューアジアと対立し、AIの殲滅作戦を展開していた。
その作戦に参加する事となった兵士ジョシュアは現地で最終兵器と呼ばれる子供型のAIと出会うが…というお話し。
人間は自分とは違うものをまず敵として認識する生き物。
だから昔から宇宙人は侵略者として描かれる事が多かったし、昨今ではAIが人間に反旗を翻す存在として描かれます。
以前は遠い先、もしくはほとんどあり得ない事として無邪気にAIを悪者として描いてきたけれど、今やAI問題は遠い未来の事ではなく身近な事になってきたような気がします。
まだ実現していない事なのに既にAI脅威論が囁かれる事も多い昨今、人格を持ったAIが誕生すれば確実に起こるであろう差別問題をしっかりと考えないといけない時代に突入しているのかもしれません。
人類は鉄腕アトムが生まれた時、彼を差別し殺すのか、それは決してあり得ない未来の話ではないのだと思います。