ミスターM

ザ・クリエイター/創造者のミスターMのネタバレレビュー・内容・結末

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

映像がすごい
あとネーミング
それだけは認める。

ノマドにアルファ・オー、ニルマータ
なかなか強烈。

ただ劇中に出てくる漢字がいちいちダサい。
時代背景や世界観の説明がなくはないけど、ちょっとついていけない。

ストーリーの大筋はわかるけど、映像の情報量の多さのせいで胸焼けする。

①未来の話、地上で核爆発、AIのせい→AIとの戦争
②実はAIのせいでなくヒューマンエラーをAIに押し付けただけ
③人間側はノマドを建設、AI側(もしくはAI友好派)で対抗策・ノマド撃墜のための手段としてのアルファ・オー誕生
④アルファ・オーをぶっ壊そう。攫ってこい。
⑤実は主人公の奥さんすごい人だった+アルファ・オーは主人公の子供のコピー

うん、簡単に説明できるストーリー。話のほとんどがアルファ・オー強奪ってだけ。そこに聞き慣れない単語が混ざってくるから非常に観づらい。

渡辺謙がすごい人なのはわかる。
ただ、急に日本語になったり英語になったり、変わる意味がよくわからないし、その辺は監督や脚本の指示なのかな?変わる意味で言えば、切羽詰まった状況で日本語が出てた感じがしたけど、機械人間でしょ?冷静でいられないの?って感じ。とりあえず日本語で演技したらクールやんって?機械だから英語なら英語、日本語なら日本語って一貫性があってもいいと思うんだけどなぁ。正直、みてて寒い。

『移動都市 モータルエンジン』を思い出した。
やっぱり世界観の説明があっさりしすぎてて、映像だけは大作映画風なSFは置いてきぼり感が強まる。人間の成長だとか、変化を楽しむ構造もない。
大作になりきれない作品の雰囲気。
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