リラリオ

悪魔の世代のリラリオのレビュー・感想・評価

悪魔の世代(2021年製作の映画)
3.3
ソ連が崩壊し、30年後のリトアニア。
引退を目前に控えた警察署長のギンタスが市長選挙への出馬を決意したその夜から、ギンタスのかつての仲間であるソ連時代の元秘密活動員たちが次々と変死体で発見される…

引退を目前に控えた警察署長のギンタスは55歳のバースデーを迎える→誕生日に親友のライモナスの嫁とハメハメ→電話がかかってくる→「こんな時にぃ~何だ!!」→息子が学校で激ヤバ問題を起こし、呼び出しをくらう→校長室へ急行→「これは児童保護局に報告っス!」→「息子は好奇心旺盛なごく普通の子供だ!」→「でも…」→警察署長パワーでなんとか押し切る。

その頃、身元不明の首吊り死体が発見される…。

ライモナスに遭遇→「よっ!」→「…」→「今日の誕パ来てくれるっしょ?しらふでシクヨロ」(※ライモナスは検事でアル中)→「…お前の方がうちに来るのに、なんで俺が行く必要ある?」→「えっ!??」→「白々しいヤツめ!!」→ライモナスは車をかっとばし、その場から立ち去る。

盛大なバースデーパーリー→もちろんライモナスの姿はない→本日の主役挨拶→「え~、この場を借りて発表します。もう噂に聞いているでしょう…自分、政治家を目指し市長選に立候補するっス!」→盛り上がるパーリー会場→現市長「…」→花火ドカーン→そこへ知らせが…→「…えっ?!」→現場へ急行→血だらけの壁、ソファーには顔半分が吹っ飛んだライモナス→「通報者は?」→「隣人っス」→「…隣人から詳しい話を聞いてこい…」
これは自殺なのか?→スマホを拝見→先ほどのハメハメ動画が…→「!!」→隠しカメラ発見→誰もいない隙にカメラとスマホをポケットに→部下に電話し、ハメハメ動画の送り主を調べさせる→「今から携帯の番号を送る…使用履歴と所有者を調べてくれ!」→そしてスマホを下水路へポイ!

葬儀→検事局から来た若い検事シモナス→「疑わしい点が…」→財布はあるが携帯ねぇのおかしくね?検死はしたのか?…などなど指摘され、ブチ切れる→「これは明らかに自殺じゃ!」→所有者は不明だが、ハメハメ動画の発信地を突き止める→「まさか…」→殴り込み→「おい、てめぇ💢なんで動画送った?ライモナス殺したのも選挙のためか?!」→「はぁ?何の話?」→「お前もくたばるがいい!年老いて誰にも相手にされねぇ娼婦のように!!」

ギンタスに無断でライモナスの墓が掘り起こされる→「あのクソ野郎!」→またシモナスにブチ切れる→「おい!お前、勝手なことしやがって!」→「現場での初動捜査に問題があったから」→なんと現場で発見された銃には撃針がなく、別の銃で撃たれていた…→「これは自殺じゃねぇ!」

防犯カメラ→箱を持った男→「こいつは…」→とっ捕まえる→「頼まれた…金をもらって…赤いミニバンの…」→検死結果→「こんなの初めてだ…死因は銃ではない。撃たれたのは死んだあと。犯人は長時間拷問し…」→「どんな拷問だ?」→「毒ヘビを無理やり飲み込ませて…」

ハリボテ家族、1990、KGB、盗まれたファイル、処罰の目的、コードネーム、旧ソ連のルーブル紙幣、毒ヘビ、ヘラジカ、雄バラ、炎…

ギンタスの周辺で次々起こる奇怪な連続殺人事件…遺体に塗られた蜂蜜、遺体のそばに置かれた旧ソ連のルーブルの札束、ヘラジカの頭。
この意味を知るのはギンタスだけ。
やがて30年前の隠ぺいされた恐ろしい事件が明るみになり…

伏線回収しまくりだな 笑
ちょいと無理あるが…まあまあおもろかった。
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