Amber

怪物の木こりのAmberのネタバレレビュー・内容・結末

怪物の木こり(2023年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

亀梨和也に私はなぜか拒否反応を示してしまう。私は男性だが、木村拓哉などの男らしすぎる男性、男男した男性の演技を観ていると何か心がザワザワして、その演技を無心で楽しめないのだ。私はどちらかというと、優し気な両性的魅力のある男性俳優が好みだ。それでも、ホラー好きの私は、『事故物件』だけはU-NEXTで観たことはある。また、大原櫻子目当てで、亀梨和也が同じく弁護士役の『正義の天秤 season2』は観れるときだけ観ていた。そういったわけで、『怪物の木こり』は観る気がしなかった。内容はわりと私好みなのだが。

このところ、仕事が休みの日は必ず映画館で映画を観ている。次の休みは何を観ようかと近くのイオンシネマの上映作品をスクロールして、『屋根裏のラジャー』と『怪物の木こり』の2つに絞った。月末に多額の支払いがあってお金を使えない。『屋根裏のラジャー』はIMAXで観たいので、あとに回すことにし、ワタシアターの無料鑑賞クーポンが2枚たまっているので、それを使って『怪物の木こり』を観ることにした。

私の好きな俳優の一人である中村獅童はいい味を出していた。北野武監督の『首』でも、影の主役というくらいに、当時の底辺の元百姓が野望を抱いて成り上がろうとしている姿を泥臭く演じていた。

吉岡里帆はやはり可愛い。ラストではこんな演技もできるんだといった気迫のこもった演技をしていた。

渋川清彦は何かで観たことがある気がしたが、思い出せない。調べてみると、ドラマ『ケイゾク』に出ていたようだが、それとは違う何かだった気がする。

エンディングロールの最後で、監督が三池崇史監督だとわかった。以前何かで知った気もするが、すっかり忘れていた。三池崇史監督といえば一頃、人気監督で私も三池崇史監督の作品は好きだった。
最近はあまり三池崇史監督の話題は聞かないが、たまに三池崇史監督の作品なんだ、というのはあったが、『怪物の木こり』が三池崇史監督作品だとちゃんと認識していれば、亀梨和也主演のことは関係なく、初めから観る気になっていただろう。

スクリーン:6/座席:F-6
上映時間:18:05〜
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