シアトル国際映画祭にて。

「シンプル・シモン」のアンドレアス・エーマン監督作。面白かった。

成功している漫画家のリサが離れて暮らす両親から重大な話し合いをするからと呼び戻される。そこで家族と自身の秘密と問題に思わぬ形で向き合うことになる話。

わりと暗い話を明るく描き、主人公が漫画家たがらなのか手書き絵風キャラや身の回りのものが突然歌い出したりと遊び心っぽい描写多々。
しかもその歌が結構憎たらしい歌詞だったりするから笑ってしまう。

両親が子供たち(３人、姉妹弟)を呼び寄せたのは、家族が所有してきた森や住居兼作業場を相続させるため。
久しぶりに家族揃ってハッピーなはずが、家族にはトラウマがあって…
トラウマのりこえて家族の絆を強くしていく話にさらなる秘密が明らかに。

大なり小なり秘密はあるかもしれないが、今まで言わなかったら別にここで言わなくてもいいんじゃね？って気もするが。
隠し事はもうしたくないと思っていたのか、母が言うように単純に言ったほうがいいと思っていたのか、わからなくもないけども。

わりと凹むが、それて家族が以前より固い絆で結ばれるなら結果オーライで良かったねという感じ。

よかったね…と思ってたらまた憎たらしい歌を歌うキャラが出てきて笑う。

コメント欄にメモあり👇

スウェーデンの社会とか家族の描き方ってとてもawkwardでuncomfortable

スウェーデンで。シンプルシモンの人だったのね。家族兄妹だからこそ言葉がめちゃくちゃ憎たらしかったりストレートだったり、逆に言えなかったりと言う関係がうまく書かれてた。主人公と関係を持つ男たちがまたなんとも言えないいい奴。