猫の日にWOWOWで放映された作品。だけど可愛いだけじゃなくて、身体の芯がすっと伸びるような、そんなものも観終えて残ります。
2020年。パンデミックで大変だったのはアメリカも同じ。そこに生きる9人の男と猫たちのドキュメンタリー。
目を見張ったのは互いに求め合い、慈しみ合い、助け合う関係がそこにあるということ。
もちろん猫を飼うには世話をするとかお金がかかるとか、色々あるでしょうけれど、双方がいて成り立つ美しい瞬間をこんな風に観ることが出来るなんて。
特に印象に残ったデヴィッドとラッキー。
貧しさや病の足音が近付いて来るのを待つのはどんなにか辛いことでしょう。
でもあの絆がそれを乗り越えさせるということは。説明出来ないけれど凄いことで。
凄いことは猫の眼の中で煌めいています。
ああ、ここに猫がいてくれたらなぁ。
