このレビューはネタバレを含みます
暴力映画無理ってなった。
そもそも主人公が人として終わってる。背後から瓶で人の頭殴ったり、血流してもう動けない人を何度もけとばしたりする、卑怯で残忍な高校生。(ごくせんとかマジすかとかの拳の喧嘩とは…
1968年の京都。
日本の高校生と朝鮮学校の若者のケンカと恋愛を描いていますが北朝鮮情勢が今のような情況の中で、やれICBMだあ!中性子爆弾だ!なんて言うセリフが若者のケンカの中に普通に出てくるもの…
原案はザ・フォーク・クルセダーズやサディスティック・ミカ・バンドの仕掛人、松山猛の「少年Mのイムジン河」で、それをベースにストーリーを紡いでます。
まあ、でも、いろいろと誤解を招きそうなくらい誇張…
あえてメッチャ毒吐くけど、この映画は個人的には大っ嫌い。
この時期、井筒はさ「虎ノ門」って深夜番組で「こちとら自腹じゃ」って映画批評コーナーを持ってたんだよな。
でさ、金払って見てるから言いたい様…
井筒和幸監督といえば、無類の『ゴッドファーザー』好きとして有名です。対して私は『ゴッド〜』がかなり苦手なので、根本的な好みに食い違いがあります。
以下、かなり悪辣なレビューを書き込みますが、この作品…
暴力を青春の輝きと同一視するやつは、ゆとり世代の私には疲れる。
お涙頂戴的な過剰な咆哮、過剰なオーケストレーション、子供産んどきゃいいだろって発想に興醒め。肝心なところは説明的な台詞で済ませるし、こ…
実際の在日朝鮮人との諍いは、もっと陰険なことがあったのかもしれない。でも、こんなふうに豪華なキャストで笑える要素や良い曲もあるならば、そもそも内容に興味のない人でも見やすいのかもしれない。そして、少…
>>続きを読むおそらく日朝の関係性にはもっと根深く幅広いものがあるはずだが、喧嘩と恋愛を軸に上辺だけを掬い取ったかのような物語。キャラクターの背景描写も乏しく、なぜこの場面でこの人物がこういう行動を取るのかという…
>>続きを読む(C)2004「パッチギ!」製作委員会