正直最低だった。
学芸会の演し物のようだった。
大学時代にザ・フォーク・クルセダーズの「イムジン河」を知り、メロディと歌詞が良いのでよく口ずさんでいた。
この歌が映画『パッチギ!』でも歌われているということで期待して観たら…なんとトンデモナイ暴力映画で下品でさらに非常に偏った歴史観が語られており呆れてしまった。こんな映画が2005年度のキネマ旬報ベストテン1位、毎日映画コンクール最優秀作品賞、ブルーリボン賞作品賞を獲っていたとは…。
私が小学生の頃の日本は、いや映画批評家?は、一体何を考えていたのやら…。
この映画の一体全体どこが評価できるのか教えていただきたい…、と思いながら大学図書館を出たのを今でも覚えている。