Problemista 2023年作品
3/10
フリオ・トレス監督
イザベラ・ロッセリーニ (ナレーション)
フリオ・トレス ティルダ・スウィントン RZA
カタリナ・サアベドラ ジェームズ・スカリー
ライト・ナクリ
A24の一本。フリオ・トレスの監督、脚本、主演作。
NYで死んだ人の冷凍保存の会社で就労ビザを維持しながら、
ハズブロでおもちゃを創作したいと思っている主人公。
死体を保存する冷凍庫のプラグをぬていてしまいクビに。
その死体は卵を主題にした絵画を描いて認められなかった男(RZA)で、
そのパートナー(スウィントン)はエキセントリックナ人物ではあるが、
その男の個展を開こうとしていて、主人公はそれを手助けすることで
ビザをもらおうとする。
ポップな感じの演出、主人公の心象風景を表す演出がことごとく
失敗していて、全く面白くない。
そうした演出を繰り返して、観客の反応を伺っているかのような
印象を受けた。
卵の下手な絵とか、笑いをとろうとする意図が丸わかり。
コメディでありながら、一度も笑えなかった。
スウィントンはいつものスウィントン。もともとおかしい人が
おかしい演技をしても意外性も無い。
