にゃにゃ

ミャンマー・ダイアリーズのにゃにゃのレビュー・感想・評価

ミャンマー・ダイアリーズ(2022年製作の映画)
3.5
2021年2月1日再び軍部の支配下となったミャンマー。その現実を伝えるドキュメンタリーと市民の苦悩を描いたフィクションを合わせた内容になってた。

フィクション部分は抒情的とも言えるタッチで、いかにも若い映像関係の人が制作したであろう仕上がりで、お洒落に感じた←全然悪い意味ではない。新しさを感じたというような意味。芋虫から蝶とか、亡くした恋人を裸で恋しがる太った男とかね。

去年「僕の帰る場所」というクーデター前のミャンマーの映画を見たの思い出した。ドキュメンタリーではないけど日本で生まれ育ったミャンマー人の兄弟が帰国する話で2017年の作品だった。5年後の今あの主人公の兄弟は何処で何を感じているのかな?

生まれた国、育った国。
“親ガチャ”って言うけど“国ガチャ”もあると思う。

公式サイトで、この映画の配給収益金がミャンマー避難民の為に使われるのを知った。観てよかったと思った。
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