2021年2月1日再び軍部の支配下となったミャンマー。その現実を伝えるドキュメンタリーと市民の苦悩を描いたフィクションを合わせた内容になってた。
フィクション部分は抒情的とも言えるタッチで、いかにも若い映像関係の人が制作したであろう仕上がりで、お洒落に感じた←全然悪い意味ではない。新しさを感じたというような意味。芋虫から蝶とか、亡くした恋人を裸で恋しがる太った男とかね。
去年「僕の帰る場所」というクーデター前のミャンマーの映画を見たの思い出した。ドキュメンタリーではないけど日本で生まれ育ったミャンマー人の兄弟が帰国する話で2017年の作品だった。5年後の今あの主人公の兄弟は何処で何を感じているのかな?
生まれた国、育った国。
“親ガチャ”って言うけど“国ガチャ”もあると思う。
公式サイトで、この映画の配給収益金がミャンマー避難民の為に使われるのを知った。観てよかったと思った。