まち

赤と白とロイヤルブルーのまちのネタバレレビュー・内容・結末

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

なんかすごい話題だし早めに観よ!と鑑賞。冒頭40分が最高〜〜〜な映画。
何よりオープニングまでの6分が最近観た映画の中でも指折り好み 2人の関係を描きその後のフリ、最高でした

冒頭40分でおつきあいに発展するので、仲悪い→恋人への超スピーディな展開を助長させる映像演出がと〜っても好きでした。通話技術が発達してる今だからこそ、ベッドに並んで通話をしているような演出が叶うよな〜!

お付き合いした後は付き合いたてのラブラブ逢瀬がたくさん観られるわけですが…静かに大変色気があって…恥ずかしくなっちゃいました…尾てい骨押すのとか…

映画なので2人の立場に関する葛藤があり
、周囲の人たちの協力で解決していくわけですが、ここの人たちの関わり方がとっても秀逸だなとも思っており…
ノーラに男性を好きになる可能性は無いのか?と聞かれて経験ある→誰と→ミゲル→政治記者の!? と打ち明けるとか、(しかもここでミゲルが政治記者とハッキリわかる)
ヘンリーが一方的に関係を断とうとしてきた時「たまに殻にこもる」というクセをヘンリーの友達・パーシーから伝え聞く、とか、
ザハラが(ザハラいいキャラすぎ)2人の関係を知って過呼吸なって敬語と暴言混ぜこぜの発言をするところとか、
ザハラとシャーンが肉体の関係を持っていて助け舟を出すとか…

2人では解決できないことの手助け方、観客への情報の伝え方、勉強になるシーンがたくさんありました。
ラブコメとしての大筋に驚きはないかもですが、一つ一つの演出描写、脚本の細かい描写まですっごい好みで…こういう手の行き届いた物語描きたいよな〜と思わせる1本だったと思います。
まち

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