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赤と白とロイヤルブルーのひのネタバレレビュー・内容・結末

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

パープルキスでニコラスくんが気になり、ちょうど公開された時にこの映画の撮影が始まった。BLも楽しんで結構観てる方なのでその時から楽しみにしてたのに残念ながらアマプラ会員ではなく、なかなか入会する決断もできず…っていたら乗り遅れた。

でもTwitter等々で#rwrbmovieで毎日検索していて余程気になってるんだから観ないと気持ち悪いと思ってやっと入って観た。

ちょっと展開早過ぎてあれ?って感じではあった。嫌い合ってたはずなのに何故惹かれ合ったのかってのが特にないまますぐくっついてしまって何もうその段階なの?って最初の方駆け足過ぎて置いていかれた。映画だから?原作もこの進み具合なのか?

丁寧な描写で評判の高い国内BLを好んで観るタイプだからか、好きになるまでの過程をもっと楽しみたかった。王道でありきたりなんだけどその部分を欲してしまう気持ちがどうしてもある故、この作品はそこが物足りなく感じた。ちょっとチープさも感じたし、期待していたものとは違かった。

画は綺麗だった。行為自体を映さなくても美しく描けていた模範例に感じる。手の絡ませ方が綺麗。最近のBLドラマはどんどん過激さを追求しているので、キスがないのも不自然だけど手で性的な緊張感とか愛情を表現するのもしっかり刺さるからもっとささやかな描き方でもいいのに。

でもさっき書いたように過程や流れの描き方が簡素なのに対し、性的なシーンが多めなので結構腐女子ホイホイだなとは思った。作品と自分に温度差があるような気がした。

ニコラスくん派だったけどテイラーさんめっちゃかっこいいな。ミゲルと最初の会話シーンの戸惑いのはにかみ方とか最高。まつ毛な笑 KISSING BOOTHの時には何も思わなかったのに。

2人の相性はすこぶる良いのでぜひ続編がほしい。(とは言ってみるけど、今回視聴してみて続編にそこまでこだわりはなくなったので、続編でもそうじゃなくてもまた2人カップル演じてほしい)

スト中に配信開始でプロモがほとんどなかったこと悔しくてたまらない。
ひ