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赤と白とロイヤルブルーのねるねるのレビュー・感想・評価

赤と白とロイヤルブルー(2023年製作の映画)
4.0
なんとアメリカ大統領の息子と英国王子のロマンス、しかも王子の名前がヘンリーでひっくり返った!
大統領も首相も女性、スタッフも女性が多くて人種も様々。こんな世界線を明るく描けるようになるなんて、ロマコメ新時代を実感。

鍵が重要なアイテムになってる。王宮住みのヘンリーに鍵のかかる家はない。でも人気のない時間に訪れる特別な場所がある。そっと鍵を開けて入る美術館は心を解放し、ありのままの自分になれるプライベートな空間。そんな描写があったのも好印象だった。
誠実で頼りがいのあるアレックスのスピーチにも感動。

男性同士の恋愛といえば『ブロークバック・マウンテン』の切なさがすぐ浮かんでしまうから、爽やかハッピーエンドが嬉しい。いっぱい元気もらった。ザハラに怒られるヘンリー、好きすぎる。笑
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