矢野竜子

くるりのえいがの矢野竜子のレビュー・感想・評価

くるりのえいが(2023年製作の映画)
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個人的にくるりといえば
沖縄のタワレコでドライブ用に買った
チームロックなんだけど、
本作は偶然にして海(伊豆)とドライブの
映画になっていたと思う。
冒頭の揺蕩う波の様子は変化し続ける
このバンドのメタファー。
バラバラになっても結局戻る。
一曲にフォーカスしてその制作過程に
迫っているのもわかりやすくて良かった。
バンドってやっぱりあくまでチームであって
適切な距離感であったり
バランスが必要なものなんだなあと
改めて思ったり。
そしてその時のそのメンバーでしか
鳴らせない音がある。エモい(死語)
恥ずかしそうに考えているアルバム名を
メンバーに言う岸田氏と
メンバー3人でピアノを弾く画が可愛かった。