邦ロックは好きだけどくるりは今まであまり聞いてこなくて、昨年あるフェスに参加した時にくるりを初めて生で見る機会があったのですが、岸田さんの緩いMCと曲（街だったと思う）が始まった時の爆発力のギャップに見事にやられました。
音が旋律になり和音とリズムを従えて徐々に音楽になっていく様子がありありと記録されていた。
びっくりするくらい曲が出来上がるスピードが早くて、きっと長年活動してきた経験値とメンバーへの信頼でなせることなんだろうなぁと感じた。
出来上がった曲をを聴いてもらってからスタッフにイメージを聞いて「10分で詞書いてくる」って天才だろ…
アルバム制作はメンバーだけでなくスタジオのスタッフなど、色んな人が関わっているんだなぁと実感した。
「東京」のリフはとにかくシンプルかつ情緒のある不思議なメロディ。私もギター触る時いつも弾いてしまうから楽器屋さんの試奏で弾く人の気持ちはわかる笑
京都の小さなハコで演奏するシーンはホロリときちゃいました。
結成当初を知らなかったので森さん初めて拝見したけど、すごくチャーミングで素敵な方だった。これからも一緒に活動していく姿を見てみたいな。
1人でも質のいい音楽が作れるようになったこの時代、「バンドを組む」ということの意味を再認識できるような作品だった。
