射手座キネマ

バジーノイズの射手座キネマのネタバレレビュー・内容・結末

バジーノイズ(2023年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

ベースを弾いているので気が付けばベースの陸くんを見ていた。漢気があって彼女と長く続いて欲しいと思った。彼にもドラムのMISAKIさんにも、よくあそこまで仕上げたと思った。
DTM一筋で人付き合いが苦手だと、あんな彼女がいたら惚れてまうやろという感じでしょうね。
航太郎の職場での立場が弱くてすぐ土下座してしまうことはちょっと卑屈に見えてしまうけど、清澄と出会った事でよりしっかりと自分の仕事に向かい合えるようになった。
大物プロデューサーも怒るというより、「青いな」と眩しそうな顔をしていた気がする。
話が途中でサクセスストーリーから"囚われの王子を姫と仲間たちが救出に行く話"に収束していくのだ。途中で心が折れたヒロインを仲間が探すのもRPGっぽさがある。
川西拓実さんがこの仕事から演技でもDTMでも沢山の事を学んで、今後に役に立てて欲しい。