宮城県の島のとある一軒家に住む貧乏兄弟の元に、性格が悪い金持ちの売れっ子漫画家が押しかけてくる話。
ポレポレ東中野にて、舞台挨拶付きで視聴。
ついでに、バリアフリー日本語字幕付き。
去年、深夜ラジオで勧められてるのを聴き見るつもりだったのだが近場の劇場では予定が合わずようやく観られた。
『さよなら ほやマン』というタイトルだが、"ほやマン"はマクガフィンで、主軸は東日本大地震。
地鳴りのシーンの臨場感は劇場以外では体感できない。
大津波のアニメーションと、狂った激しいジャズも、あれは大スクリーン、大音量で見ないと損する。
内容もクオリティも、大手配給、シネコン上映レベルだとは思う、ミニシアターに収まるのはもったいないとも思う。
ちなみに家の権利の話、このパターンだと善意無過失の取得時効が成立するので、本当は家を手放す必要は無い。