はさみのり

恋多き女アルマ 芸術界のファム・ファタールのはさみのりのレビュー・感想・評価

3.5
ファム・ファタール=魔性の女 アルマ💋
でも、"魔性の女"より、タイトルの
"恋多き女"の方が合ってるかな。

偉大な作曲家グスタフ・マーラー🎼の妻の話💁‍♀️

時は1900年頃のウィーン🏰
"ウィーン世紀末"と言えば、
音楽、絵画、建築等、芸術家達が一斉に弾けた時代で、
当時の社交界は各界のアーチスト達が
こぞって持て囃されていたようだ。

中でも、反保守派の筆頭にいた
画家のクリムトのモデルをしていたというアルマは
(おそらくクリムトのモデル兼彼女の1人)
容姿端麗でミューズ(美神)と言われた程だったらしい。
なので、彼女の男性遍歴も言わずもがなといったところ。
3回結婚して、若い画家のココシュカとは
モデル兼不倫💋💋💋
そんなアルマの魅力は
かなりのアゲマンだったみたいね💁‍♀️
(ココシュカも後にこんなに有名に😃)

こう書くと、彼女自身は自由奔放で
華やかな人生の様だが、
娘を幼くして亡くしたり、
最初のマーラーとの結婚生活は
今で言うところの"モラハラ"で、
最後は我慢の限界だった様で、、、
マーラーも関係修復したくて
フロイトの診察受けてたって💦
いや、その後50歳で病死だなんてね。
その頃アルマはまだ20代だし、、、

アルマの自伝的な内容だが、
100分の作品の中では、
ざっくりと、かいつまんだ感じになってるのが残念😢

長女は亡くしたけど、
次女さんはアルマの血を引き継いで、
アルマ以上で5回結婚したらしい🤣

まぁ、当時のアルマは本当に綺麗で、
常に注目される女性だったのは事実なので、
この作品を観て知れて良かった。
自分的にはクリムト、ココシュカが出てきたら、
エゴン・シーレも登場して欲しかったけど、
彼は出て来なかったのは残念だった。
アルマとは関わって無かったのかな。
はさみのり

はさみのり