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ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワーのmのレビュー・感想・評価

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超超超重要作品 
数々の“傑作”といわれる映画作品の中ではもれなく女性が客体化されていて、それを評価することは自分自身を貶めるとわかっていながら、女性である自分もまたスクリーンの中に美しい女性を求めてしまう罪というか、それほどまでに内面化されているということに気付かされる たとえばタランティーノの映画観たときの気持ちよさってかなりそこに基づいていると思う また「女性の客体化」から逃れるような素晴らしい映画が発掘されたり評価され始めたりする一方で、インターネットやSNSやなどのデジタルイメージの世界では「女性の客体化」に基づくカルチャーが増え続けている 頭では理解していながらもデジタルネイティブのいまの世代はそういう女性のイメージに四六時中触れているから逃れることが本当に難しい 
ライティングについての指摘が特におもしろかった
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