nonoka

ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワーのnonokaのレビュー・感想・評価

3.8
アングル・ライティングなどなど様々な方法で、女性が客体し性の対象としてみられるよう意図的に制作されている映画が多数あるということ

こういうふうにちゃんと解説をされたら、女性は男性に従って受け身なのが当たり前と、女性の私も受け入れていたと気づく。知らずに男性優位の形式に慣れていたし、視覚的に入ってくる情報が、より女性を性的にみえる意図的な制作を多くの映画から感じた

そういうシーンだけを切り取って並べて、ここの映画全て女性差別だ、ストーリーに必要ないけど女性が裸ですよ?!みたいなこと説明されたら、「うわーこの監督女性差別の撮り方してんじゃん」とか思ってその時は納得しちゃうけど、全てに共感してるわけではない

2時間あっという間で、新しい視線を知れたのはとても嬉しい、そして映画館の半分以上が男性のお客さんだったところも興味深い
Barbieの映画を論理的に説明したみたいな

1つの映画から様々な意見が出てくるのが当たり前だし、そこが面白いところ
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