フワッティー

ブレインウォッシュ セックス-カメラ-パワーのフワッティーのレビュー・感想・評価

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過去の名作を取り上げて、今の発達した倫理観で天秤に測るのは、如何なものかと思う。ここ10年くらいの作品だけを扱っていればまた見る目は変わったかもしれない。

方法論では賛同できないけど、主体客体、照明の当て方等の作り手側の話を分かりやすく言語化されている。たまに作り手の問題が見る側の問題にすり替わってるのが残念。2時間弱も正しいことを言い続ける方が難しいのは確かだが。

男性側に「分かってほしい」と伝えるよりはむしろ、女性側に「あなた達が映画を観て漠然と感じていることは、間違っていません」とその違和感に自信をつける内容に感じられた。男は観なくていいとはもちろん言いません。
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