実話ベースのTV用映画。尺も短く、ドキュメンタリーっぽい。
主人公の名前が Reality Winner なんですね。最初ここでつまづいて（英語字幕）、一回止めてあらすじを読んでから入り直し。
翻訳・通訳とか語学能力でご飯食べてる人達って、比較的好奇心とか正義感が強いような気がする。この主人公も例にもれず。自分もそうだから、もし機密情報とはいえ国民が知るべき情報だと思ってしまったらかなり悩むと思う。
最初 FBI の捜査官たちが家に来た時に、あまりに協力的過ぎてなんか変だなと思ったけど、本人にもうっすら自覚があったのかな。取り調べから彼女が落ちるまでの表情やら行動やらがとてもリアルで（なんたってリアリティだし？）、没入感あった。FBI の捜査官も優しい顔して詰め方が上手い。少しでも開いたドアに足突っ込んで、それを既成事実としてさらに落とし込む。自分だったらどのへんで落ちるか、彼女よりもっと早く落ちてたと思う。
シドニー・スウィーニー、お見事でした。
