とーるさんし

リヴァース・アングル ニューヨークからの手紙のとーるさんしのレビュー・感想・評価

3.5
初っ端にナレーションで「風景から物語を見出す」的なことをヴェンダースが話すんで、他のレビューで書いた私の見立ては間違っていなかったと思わずにっこり。

「都市とモードのビデオノート」「エンド・オブ・バイオレンス」へと続くヴェンダースのメディア試論の原型。この監督は時期によって形式や表現方法に変化はあれど、映像メディアと自分との関係性(距離感)を常に模索しており一貫性がある。
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