Twitterでの評判も上々で、遂に心を決めて1月3日、大阪のシアターセブンで拝見しましたよ。ほんの1時間足らずの作品ですが、何となく見覚えがあると思ったら、スポ根と日活ポルノが混ざったような作品だったんです！主人公の水原夏子は夫を失い、借金返済のために草野球チームでピッチャーを務めることに。元々野球に無関心だった彼女が、過酷な特訓を経て野球の快感に目覚める様子を描いています。このプロットをエロに置き換えたら、もう完全に日活ポルノ映画なんですよね（笑）
しかし、ここにスポ根という全く異なる要素を加えて、新しい形の映画に昇華させた小野監督の手腕には脱帽です！
上映後には、夏子役を演じた森山みつきさんが登壇。映画の中の役とは打って変わって、終始にこやかで、照れ笑いを浮かべながら観客の質問に答える姿に、もっと応援したくなる魅力がありました。彼女の小柄な姿もまた、その魅力を一層引き立てていましたね。
