あきたねる

見えざる手のある風景のあきたねるのレビュー・感想・評価

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)
5.0
ちょっと面白すぎるじゃないですか!

二転三転する構成も、気持ちの悪いエイリアンも、現代を風刺?皮肉?したようなストーリーも、タイトル回収も何もかもが面白すぎる。
主人公とその家に転がり込んだ一家の奇妙な力関係も人間ドラマとしてかなり粘着質というか醜悪で見応えがある。地球を支配したエイリアンが出るからといって全面戦争するわけじゃないのに、こうもスリルを感じさせるのは素晴らしい!破局したからといって、ラストになんとなくで恋仲に戻らないのが作品に余韻を持たせてる。

あとこの作品のエイリアンが生態も見た目も何もかも本当に気持ち悪い!だがそこがイイ!

Filmarksで記録をつけ始めて何年か経つけど、はじめてランキング変動が起こりました。いま血眼になって原作小説(あるらしい)を探してる。