ホーランド33

見えざる手のある風景のホーランド33のレビュー・感想・評価

見えざる手のある風景(2023年製作の映画)
3.0
『だって世界を見ると、どんどん嫌な所になっていく』(本編より)

ディストピア設定SF。宇宙人ヴァーヴに支配された近未来。多くの人間の仕事は奪われ、家もなく橋の下で暮らしている人々も多数。生活はカツカツ。そんな中家にすむ主人公は金持ち扱いされている。

途中、宇宙人でてきた時、スポンジボブのカーニかと思った😏キモキモシュール。素材何だろう・・CG?手をハエみたいにカサカサする仕草、気になるよね😱

こういう場合宇宙人っつても、イケメンとか美女に擬態させるのが通常かなと思うんだけど、まんま宇宙人(カーニ)ってさぁ😅

一応チャプターごとに分かれているので、タイトルでそのチャプターの内容をあらわしている様子。スキータ・デイヴィスの曲 The end of the worldが印象的に使われていた。宇宙人の歌?みたいなのもいい。

宇宙人に搾取されるこのお話の人間達と、政治家や一部の金持ちに搾取されている私達は違わないなぁと思った。

コメディに出来そうな設定をシリアスにしていたため、スリリングだった。ラスト付近ゾッとしたけど、ラストは一応ボーイミーツガールに戻った。