見えざる手のある風景/2023年/アメリカ
こういう感じのディストピアもの、好き!
敵わないとおもった宇宙人にこんなにも人間がへこへこした(植民地化)映画はなかなか見ないけど、この関係の方が自然かもしれないと思った作品でした。SFものの宇宙人と対立する映画の大半は、すごい力をもった宇宙人と戦って、どうにかして人類が勝つっていうのがほとんどですものね(๑・̑◡・̑๑)
ストーリーは、
近い将来の話、圧倒的なテクノロジーを誇る地球外生物に地球は占領され、多くの人類が貧困層となり失業者が増える。そんななか、若いアダムとクロエはある作戦でお金稼ぎをしようとするが、不正がバレて大変なことに。果たして物語はどう展開していくか、まったく先が見えない不思議な映画。
宇宙戦争のような派手な戦闘はなく、エイリアンのようなグロテスクな感じはなし、インディペンデンスデイのような英雄なんて出てこない。皮肉と社会風刺と不条理がメインテーマと思われるこの作品、なんだかこの感じ、超マイナー映画「宇宙人王さんとの遭遇」のばかばかしさと結局、君たち勝てないんだろうという(宇宙人側から)敗北感が印象に残る。。。
そしてもう一つ。
ともに「宇宙人👽」がかわいい。。。