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ラブ&ポップのkのレビュー・感想・評価

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)
3.1
デパートで見かけた10万円以上する指輪をどうしても欲しくなってしまった女子高生が、パパ活をして1日で指輪代を稼ぐことを目指す。しかし、その中で様々なアクシデントが起き。。。という映画。
エヴァンゲリオンシリーズで有名な庵野秀明監督が手掛けた実写作品。

90年代後半の渋谷周辺を舞台としたB級感溢れる映画で正直俳優たちの演技は微妙も微妙。でも、当時のリアルを感じることが出来るので、今ではもはや映像資料的な意味合いでもとらえることの出来る作品なのではないかと思う。。。笑
特に、渋谷の街中にFantasmaの特大ポスターが張り出されてるのが映り込んでいたのは最高だった。
でも、自分が生まれた時代って、こんなに"昔"なんだ、、、とも思った。笑

1つ気になったのは、カメラアングルがあまりに独特すぎること。
庵野監督の実験的な試み?なのかもしれないけれど、苦手な人はかなり苦手だと思う。
個人的には好きだけど。笑

内容としてはウィットに富んでいる部分が結構多い。テーマ自体も「女子高生がお金で消費されて行くと見せかけて、実際にはオジサンが消費されているのかもしれない」という皮肉を感じさせる構図になっていたと思う。

どうでも良いけど、上原役は今だったら絶対に成田凌だろうなあ。。。笑
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